【拍手お礼 51】


-愛の十字架〜Promise 2U〜-


貴方との誓い。それは―

「岩瀬!!怪我してるじゃないか!!」
「これぐらい大丈夫です!」
「…直ぐにメディカルルームへ!俺も一緒に行くから…」
「いえ…事後処理もありますし…」
「西脇!後を頼む」
「了解」
「石川さん…」

石川は西脇に事後処理を任すと、少し青ざめた顔で岩瀬に付き従う…
その様子が目に痛くて…岩瀬は悲しくなってしまう―

『石川さん…貴方のそんな顔を見たい訳ではないんです…』

そんな事を思っていると。

「岩瀬…ゴメン…有り難う…」
「石川さん…」
「いつも…お前には庇ってもらってばかりで…。でも俺は…!」
「解っています…。大丈夫ですから…そんな顔しないで…?」
「岩瀬…!」
「これは俺の仕事です。貴方を守りきることが…ですが、今回は失敗しましたね…」
「え…?」
「だって…貴方にそんな顔をさせてしまった…。今度は自分の身も守りきって見せますから…!」
「岩瀬…」
「…俺は貴方の心まで守りたい…!だから…」
「岩瀬…有り難う…」
「だから…悠さん…笑って?」
「…岩瀬?」
「俺の事を考えてくれるなら…笑ってください…。何時ものように」
「…基寿…」
「早く治るように…今度は、守りきれるように…」
「うん…」

ぎこちない微笑を浮かべて、石川は笑う―

岩瀬は酷なことを言っているという自覚はあるが…
でも、石川に笑っていて欲しかった。
その笑顔を守る為なら、何でも出来るような気がするから…。

だから…笑って…?悠さん。
何があっても守りきるから…。


それが貴方との誓いになるから―